おやじは、朝にレッドブル、昼にリポビタン、夜に養命酒でばっちりえねるぎ~を補給しとるぞい。
って、いう話ではなくて、運動エネルギーの話です。
運動エネルギーの公式を見てみましょう。
K=(1/2)*(m*v^2)
運動エネルギーK[J]は(質量m[Kg]*速度v[m/s]の二乗)に比例していることを示しています。
ここで、速度の二乗がポイントですね。
Aさんの体重60Kg(軽量級)、Bさんの体重が100Kg(重量級)の二人が正拳での一発勝負をしました。
さて、どっちが勝つでしょうか?
ただし、全体重が拳にのり、かつ、Aさんは35Km/hのパンチ、Bさんは25Km/hのパンチが出せるとし(ちなみにボクサーのパンチの速さはだいたい40Km/h程度だそうです)、運動エネルギーがそのまま打撃力に変換されるとします。
ここまで、条件を制限すると運動エネルギーの計算ですみそうです。
結果は、以下の通りです。
Aさんの運動エネルギー:2836[J]
Bさんの運動エネルギー:2411[J]
※計算間違ってないよね。
Aさんの運動エネルギーの方が勝っており、上記の条件のもとで突きを出せば軽量級のAさんがかつる!!!
実際にはこんな単純な問題ではないですが、スピードが速いほど有効であるのは間違いないと思います。
次回は、おやじの突きや蹴りのスピードの上げ方について、考えてみようと思います。